今回は新橋にある新規オープンの路面店、和牛サロンWの制作事例のご案内です。

Visual Spiceでは、メニューや看板などの単品のデザインだけでなく、ブランディングやコンセプト設計も含めたトータル的なアートディレクションも請け負っております。

飲食店を立ち上げるに当たって、トータル的なご依頼をいただくことは単品で様々な業者に依頼するよりもコストダウンが計れるだけでなく、一貫したヴィジュアルコンセプトを演出できるようになるため、ご来店いただくお客様によりお店が持つ思いやブランドコンセプトが明確に伝わり、来店動機やCS・NPSといった顧客満足度やリピート率、紹介意志などに繋がりやすくなります。

基本コンセプトからお店ができるまで

今回のご依頼は「保健所の審査を通った『合法生肉』を取り扱う、客単価10,000円前後のおしゃれな焼肉店」のトータルデザインをお願いしたい、ベンチマークのイメージはあるが店名も決まっていないので提案してほしい、といったものでした。

店名から考案するということは、基本コンセプトから作る必要があります。基本コンセプトは建物でいえば基礎にあたるもの。これがしっかりしていないとこれから手がける内外装やメニューのデザインなどもちぐはぐ、グラグラになってしまいますのでじっくりと作りこまなければいけません。

それを踏まえてお店の業態や価格帯・コンセプトの伝わりやすさ、利用シーンのイメージしやすさ、依頼者様の想いなどを凝縮させ、店名・ロゴを作リます。

商業用のデザイン全般に言えることですが、依頼者様はご自分の好みややりたいベースで選んでしまいがちです。

もちろん、依頼者様に愛着を持っていただかなければうまくいくものもいかなくなりますが、依頼者様の先にいる未来のお客様に伝わりやすく選んでいただけるものにしなければお店自体の存続が危うくなりますので元も子もなくなってしまいます。

店名が決まりロゴができるまで

今回はちょっと高単価の焼肉店ですので、デザインの基本方針としては


・おしゃれで一見焼肉屋風ではないが焼肉屋であることはわかる

・立地的・価格帯的にwebでの集客がメインの方針なのでフリー客対策はそこまで気にかけなくて良い。日常利用ではなくハレ需要

・ファサードや、入店した時にディズニーランドのゲートをくぐった時のようにワクワク感の魔法をかけられる


といったものが重要と考えました。

店名ですが、「A4,A5ランクの和牛」「合法生肉」「おしゃれ」がキーワードで特別感を持たせたかったので何か新たな造語にしようと考え、

上品さや高級感を感じる「和牛サロン」を入れるのが良いと思いました。

和牛サロンだけでは店名の前につけるショルダーのようで固有名詞感がないので、何かを加えるかもう一捻り必要です。

そこで肉付けとして、

「“和牛””価値””驚き”をキーワードに 上質な肉とおもてなしで お客様の期待を超える 特別な焼肉体験を提供します。」

という店舗フィロソフィーのようなものを作りました。

和牛、価値、驚きの英語はそれぞれWagyu,Worth,Wonderと書けます。

それらの頭文字はW。

和牛サロンW(ダブリュー)で決まりです。

実は、ご依頼主様のお名前の頭文字もWという遊び心も隠されています。

和牛サロンWだけでは検索対策やMEO対策的には不足ですし、ステーキ屋なのか何屋なのかまだわかりにくいですので、

わかりやすくショルダーをつけて「焼肉 和牛サロンW  新橋」で確定です。

次にロゴに取り掛かります。

ロゴはロゴで、これまで固めてきたものをビジュアル的に伝える必要があります。

当初はシンプルにさりげなくツノを思わせる形状のWの文字をメインモチーフに考えていましたが、

近いジャンルで似た店名の店があり、混同を避けるためストレートに牛のシルエットを入れることにしました。

できたロゴがこちらです。

正式ロゴは日本語入りですがデザイン上日本語がない方がカッコ良いので、用途や箇所に合わせて使う日本語なしバージョンも作成しました。

基本コンセプトと店名、ロゴの完成です!


ブランディングや基本コンセプト構築、ロゴ作成など一貫したご依頼お待ちしております!
↓ファサード・内装編へ続きます。

→おしゃれなカフェ風焼肉店のトータル的なアートディレクション その2(ファサード・内装編)