改装事例 もつ千五反田店様

店舗の外装デザインの主な役割として、どんなお店なのかを伝えるという目的があります。当たり前と言えば当たり前ですが、深く考えずに店前を作っていると思われる飲食店は意外に多くあります。

人が「どんなお店なのか」を感じさせるには大きく分けて三つの要素があります。

一つは世界観(コンセプト)、一つは料理のジャンル、そしてもう一つは価格帯です。

オシャレで海外風で高級なワインを楽しむお店、オシャレで海外風だけどカジュアルな安く食べられる肉バル、和モダンで料理も凝った高級なお店、大衆的で手軽な価格、活気のある頻繁に通いたくなるお店などなど…。

ここで実際にお越しになるかもしれないお客様に実際のお店とデザインとの間にギャップのあるメッセージを伝えてしまうと、違和感を覚え入店につながらなかったり、来店時に期待とズレが生じリピートや紹介に繫がらない、といった問題が生じます。

飲食店店舗専門デザインチームVisual Spiceではご依頼主様のお店がどんなお店なのか伝えることを重視してご依頼に向き合っております。

こちらも店舗の外観デザインをご依頼頂きました もつ千五反田店様です。

今回はファサードと手書き看板のお手伝いをさせて頂きました。

もつ千様は、モツ焼きをはじめ、お料理は美味しく良心的な価格設定が魅力的なお店です。

毎回出店された際に、お店が認知されるまでに時間がかかることがお悩みとの事でした。

改装前

今回のご依頼は居抜きの物件ですが、前のお店の大きな看板があり、後ろに階段があって、地下のお店なのですが、入口がわかりずらいし、少々入店に勇気がいる…といった状態でした。

これはラブホテルや性的なビジネスなど、ちょっと入店時に人目を避けたいような場合には有効ですが、飲食店の店舗としては不向きな構造です。前のこの天ぷら屋さんは店前のデザインで集客を失敗したことが伺えます。

ということで、こちらの大きな看板を撤去し、開放的にすることでにより心理的な入りにくさを取り除き、もつ千様のテーマカラーでもある赤で統一し、提灯をたくさんつける事で日常使いの出来る庶民的なお店であるというメッセージを伝える。

こういった形でマーケットを踏まえたターゲット設定に沿って、店前のコンセプト作り、入店しやすいファサードを提案させて頂きました。

もちろん、Visual Spiceの”看板”商品でもある手書き店前看板でさらに温かみと入りやすさをプラス。主なラインナップと価格帯が一目で伝わるのでさらに心理的な障壁を取り除く役目を果たしています。

オープン初日には早速店舗前の写真を撮ったり、気になって中を覗いたりする方々もいらっしゃいました。

これから、もっと、たくさんのお客様が訪れて、もつ千様のファンになってくださいますよぅに!